「あいのて稲荷」
相手の言葉に、ほんの一音を添え、
話に弾みをつけて、その人の口から
思わぬ言葉を転がり出させてしまう神。
あいづちが受け止めるものなら、
あいのては次の言葉を生むもの。
よきタイミングでほんの少し音を入れると、
「そうそう、それ!」
「いや、待てよ。そういうことかも」
と、相手自身が次の言葉を見つけていく。
〈ご利益〉
話すつもりのなかったことまで、出てくる。
本音が出る。笑いが出る。調子が出る。
ときには「自分って、こういうことしてたんや」と、
自分自身まで発見してしまう。
会話そのものが、ちょっとした快感になる。
〈関連語録〉
あいづち稲荷
言の葉拾い