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写真家 野口さとこ(のぐち・さとこ) 北海道小樽市生まれ、京都在住。 寒がりやの道産子。 写真を撮り、言葉を綴り、ときどき短歌を詠む。 路上の小さな違和感や、移ろう季節の気配、目には見えない感情の揺らぎを採集しながら、「あわい」に橋を架けるように写真と言葉を紡いでいる。 ひとりで歩くことが好き。 ときどき誰かと景色を分かち合いたくなる。 お地蔵さま巡礼や路上観察をライフワークとし、蜘蛛の巣を名もなき職人の作品として愛でる。蝶を妖精と呼び、月から手紙を受け取ることがある。道ばたでしゃがみ込んで何かを見ているため、ときどき猫に怪しまれる。 京都芸術大学非常勤講師。 京都を拠点に写真教室や撮影会を開いている。 屋号は「Awai photographie」。 橋梁技師、刺繍解析家、標本収集家(いずれも自称)。
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  • uta-0073

    2026年7月11日

    ゆきかけて
    境界超えて
    その先に
    彼岸眺めて
    我にもどる

  • Who is Charlie ?

    2026年7月10日

    Who is Charlie ?
    2016

  • アンテナくんと空

    2026年7月10日

    「アンテナくんと空」
    2016

  • コンプレ

    2026年7月10日

    「コンプレ」
    2011

  • Un sablier dans la poche

    2026年7月10日

    「Un sablier dans la poche」
    2008

  • tokyo somnium

    2026年7月10日

    「tokyo somnium」
    2006

  • UNTITLed

    2026年7月10日

    「UNTITLed」
    2006

  • つばめのアダージョ

    2026年7月10日

    「つばめのアダージョ」
    2005

  • ambient tokyo

    2026年7月10日

    「ambient tokyo」
    1998

  • uta-0072

    2026年7月9日

    幽界へ
    あそびに行きし
    帰り道
    みやげ落として
    浮かびけり

  • uta-0071

    2026年7月7日

    どの星に
    願い託すか
    決めかねて
    七夕の夜
    過ぎゆけり

  • 採集語録 004 「露天読書」

    2026年7月5日

    「露天読書」


    サウナと水風呂ののち、
    露天風呂でのととのい時間に、
    外気を浴びながら本を読む習性。


    観察メモ
    身体がほどけた状態で読む言葉は、
    頭だけで読む言葉とは、少し違う。

  • uta-0070

    2026年7月5日

    湯に浸かり
    一頁ずつ
    戯れる
    皮膚と紙の
    擦れる音

  • 採集語録 003 「振れ幅の化神」

    2026年7月3日


    「振れ幅の化神」


    人格・行動・価値観・発言が、
    驚異的な振れ幅を持ちながら、
    内部では統一された論理を持つ存在。


    観察メモ
    外部から見ると矛盾に見える現象も、
    本人の文脈では一本の論理として、
    無矛盾に成立していることがある。

  • uta-0069

    2026年7月3日

    現世の
    寫眞一枚
    彼岸より
    あわいの橋を
    そっと渡して

  • uta-0068

    2026年7月2日

    雨粒は
    夜更けすぎに
    言粒となり
    瓶を満たして
    朝に帰る

  • uta-0067

    2026年7月1日
    空席の
    風が座った
    痕跡に
    名を思い出し
    隣に座る
  • uta-0066

    2026年7月1日

    野犬には
    知るよしもなし
    泣きながら
    われは夜な夜な
    歌を産みたり

  • 移行

    2026年6月30日

    先日いただいた梅を
    なんとかしなければと

    梅しごとを始めると

    夏が鳴き出した

  • 採集語録 002 「刺繍とは如実である」

    2026年6月29日

    「刺繍とは如実である」

    如実とは、
    見えるものも、見えないものも、
    どちらも如実である。

    刺繍は、見える糸だけでできているわけではない。

    布の裏を走る糸、
    結び目、
    表には現れない往復。

    見えないものを含めて、
    一枚の布は成り立っている。

    だから刺繍とは、如実である。

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