「芋蔓地雷」

ひとつの地雷を踏んだことをきっかけに、
地下で繋がっていた別の地雷まで
芋蔓式に誘爆する現象。

最初に爆発した出来事そのものよりも、
そこから引きずり出された別の痛みの方が、
大きな爆発になっていることがある。


〈観察メモ〉
何気ないひとことが、
思いのほか大きく響くことがある。

最初は、目の前の出来事に
反応しているだけだと思っていた。

ところが、少し時間が経つと、
「あのとき……」
「そういえば、あのことも」
「もしや、ずっとこれが気になっていたのか」
と、別の感情が次々に顔を出す。

気がつけば、
最初に爆発した場所とは、
まったく違う場所で泣いている。

地下(幽界)では、見えないところで、
思いもよらない痛点が繋がっている
ことがある。


〈関連語録〉
芋蔓刺繍
トマソン地雷
勾玉乱反射鏡