「教えてたら思想が生えてきた方式」

あらかじめ自分の思想や理論を
用意して教えるのではなく、
伝え、問いに答え、対話を重ねるうちに、
自分の中に思想や考え方が形成されていく現象。

教えるために思想を組み立てるのではなく、

教えるという実践を通して、

自分が何を考え、
何を大切にしているのかが見えてくる。

伝えるつもりが、
いつの間にか、
自分自身の思想を発見している。

通常は、
思想を持つ → 教える → 伝える
という順序。

この方式では、
教える→問いに答える→考えが深まる→思想が生えてくる
という順序になる。


〈観察メモ〉
人に何かを伝えようとすると、
自分が何を理解し、

何を理解していないのかが見えてくる。

問いに答えようとしたり、

別の角度から説明し直したりするうちに、
それまで意識していなかった考えが

少しずつ形を持ちはじめる。

教えることは、
自分の中にあるものを渡すだけではない。

相手に伝えようとする過程で、
自分の中にも新しいものが生まれている。

教えているはずが、
自分もまた、何かを教わっている。


〈関連語録〉
歩いてたら構成が生えてきた方式
ほったらかし教法