
手のひらで
小さな言葉
もてあそぶ
宙の彼方へ
届けておくれ



手のひらで
小さな言葉
もてあそぶ
宙の彼方へ
届けておくれ

手のひらの
小さく光る
星たちが
何処ぞ彼方へ
溢れ落ち

「野暮マトリョーシカ」
野暮の永久機関。
他人を裁いて終わらない。
自分を責めて終わらない。
他人の野暮を観察していると、
自分の野暮に気づく。
構造を見つけて、
また自分に返す。
野暮を発見する
↓
「なぜ野暮なのか」を分析する
↓
分析しすぎて
「そこまで野暮を分析する私も野暮では?」
となる
↓
自分の野暮を面白がる
↓
また野暮を発見する
〈観察メモ〉
野暮は循環する。
〈関連語録〉
野暮 – YABO

「野暮の功徳」
一見すると欠点に見える「野暮」が、
思いがけず人生に恩恵をもたらすこと。
野暮を感知することによって、
観察・採集・創作という思いがけない
功徳がもたらされる。
〈観察メモ〉
野暮を提供する本人は、
功徳を積んでいるつもりなど
まったくない。
それでも、功徳は積まれている。
自覚した瞬間、野暮でなくなる。
だから当然、
野暮であることによって
生じていた功徳も失う。
〈関連語録〉
野暮 – YABO

「野暮の分類」
漏出型野暮
本人の生命力・承認欲求・自信が漏れ出る。
侵入型野暮
相手の領域・関係性・沈黙・余白に踏み込む。
詰問型野暮
相手に説明や反応を強いる。
正義型野暮
自分の正しさを掲げ、相手の余白を潰す。
回収要求型野暮
自分の感情を相手に処理させようとする。
上記、すべては無自覚。
〈関連語録〉
野暮 – YABO

帰り道
遠回りして
朧夜
行方不明の
半月探して

半月の
揺れる夜更けの
帰り道
ばかやろー
と呟いてみる