• uta-0199

    手のひらで
    小さな言葉
    もてあそぶ
    宙の彼方へ
    届けておくれ

  • uta-0198

    手のひらの
    小さく光る
    星たちが
    何処ぞ彼方へ
    溢れ落ち

  • 採集語録100「野暮マトリョーシカ」

    「野暮マトリョーシカ」


    野暮の永久機関。

    他人を裁いて終わらない。
    自分を責めて終わらない。

    他人の野暮を観察していると、
    自分の野暮に気づく。

    構造を見つけて、
    また自分に返す。


    野暮を発見する

    ↓
    
「なぜ野暮なのか」を分析する
    
↓
    
分析しすぎて
    「そこまで野暮を分析する私も野暮では?」
    となる

    ↓

    自分の野暮を面白がる
    
↓
    
また野暮を発見する


    〈観察メモ〉
    野暮は循環する。


    〈関連語録〉
    野暮 – YABO

  • 採集語録099「野暮の功徳」

    「野暮の功徳」

    一見すると欠点に見える「野暮」が、

    思いがけず人生に恩恵をもたらすこと。

    野暮を感知することによって、
    観察・採集・創作という思いがけない
    功徳がもたらされる。


    〈観察メモ〉
    野暮を提供する本人は、
    
功徳を積んでいるつもりなど
    
まったくない。
    それでも、功徳は積まれている。

    自覚した瞬間、野暮でなくなる。

    だから当然、

    野暮であることによって
    生じていた功徳も失う。


    〈関連語録〉
    野暮 – YABO

  • 採集語録098「野暮センサー」

    「野暮センサー」

    野暮に敏感な人に備わっているセンサー。
    センサーが作動すると、野暮が顕在化し、
    観察、解析、鑑賞が行われる。


    〈観察メモ〉
    野暮センサーは、
    感知した人の内部で鳴るため
    野暮を纏った本人には、
    知らされることはない。

    野暮センサーは野暮を検知するが、
    本人を矯正する装置ではない。


    〈関連語録〉
    野暮 – YABO
    たのむでしかし星人

  • 採集語録097「野暮の分類」

    「野暮の分類」

    漏出型野暮
    本人の生命力・承認欲求・自信が漏れ出る。


    侵入型野暮
    相手の領域・関係性・沈黙・余白に踏み込む。


    詰問型野暮
    相手に説明や反応を強いる。


    正義型野暮
    自分の正しさを掲げ、相手の余白を潰す。

    回収要求型野暮
    自分の感情を相手に処理させようとする。


    上記、すべては無自覚。


    〈関連語録〉
    野暮 – YABO



  • uta-0197

    帰り道
    遠回りして
    朧夜
    行方不明の
    半月探して

  • uta-0196

    半月の
    揺れる夜更けの
    帰り道
    ばかやろー
    と呟いてみる