写真と短歌

写真を織り
言葉を綴り

採集した時間の欠片を
並べています

どうぞ
ご自由にご覧ください

  • uta-0030

    汚れかと
    よく見れば
    そこに
    命一点

  • uta-0029


    いつもなら
    声の便りの
    届くころ
    今夜の空白
    余白となりぬ

  • uta-0028

    五条まで
    ただの日常
    風通る
    昨夜の嵐の
    余韻残して

  • uta-0027



    季節は
    どんどん先に
    ゆきにけり
    みたまひとつ
    おいてきぼり

  • uta-0026

    人はなく
    痕跡にこそ
    気配あり
    拾いてみれば
    物語り

  • uta-0025

    噂して
    猫がKを持ってきた
    あわい揺らぎて

    顕界幽界
    猫は媒介

  • uta-0024

    イタリアより
    場末の続報
    交錯し
    とまる電車に
    恋も立ち往生

  • uta-0023

    梟來て
    月下の書簡
    まだ解かず
    先に返信の
    文をしたため

  • uta-0022

    ストレスを
    吐き出しに来し声が
    夜更けには
    甘い滋養
    パラドックス

  • uta-0021

    夜は夜
    スタンプひとつの
    なにとぞに
    なにとぞと返す
    往復書簡