©️ SATOKO NOGUCHI
・
夕暮れどき
駅の裏通りを
何とはなしに歩いていると
風の中に
懐かしい香りを見つけた
思わず立ち止まる
その香りに紐づけられた
色々を思い出すが
その色々はすぐに
消え去ってしまう
いつも秋を知らせてくれるのは
金木犀
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夕暮れどき
駅の裏通りを
何とはなしに歩いていると
風の中に
懐かしい香りを見つけた
思わず立ち止まる
その香りに紐づけられた
色々を思い出すが
その色々はすぐに
消え去ってしまう
いつも秋を知らせてくれるのは
金木犀