送り火の夜のゆらめき。

NOG_9426-a.jpg

© SATOKO NOGUCHI

闇の奥から少しずつ
念仏と共に近づいて
ゆらゆら、ゆらゆら、ゆらゆらと

その一つ一つには魂がのっていて
意思があるように浮遊している
まるで今を味わっているかのように

結局此岸まで来ることはなく
勿体つけてゆっくり流れた
ゆらゆら、ゆらゆら、ゆらゆらと


コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中