送り火の夜のゆらめき。

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© SATOKO NOGUCHI

闇の奥から少しずつ
念仏と共に近づいて
ゆらゆら、ゆらゆら、ゆらゆらと

その一つ一つには魂がのっていて
意思があるように浮遊している
まるで今を味わっているかのように

結局対岸まで来ることはなく
勿体つけてゆっくり流れた
ゆらゆら、ゆらゆら、ゆらゆらと