©SATOKO NOGUCHI
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・ じゃり
・ じゃり
・ じゃり
・ じゃり
白白明けに
短く響く
ゆっくりと一歩ずつ
玉砂利を踏みしめているのだ
その音は静かに流れる
五十鈴川と重なって
わたしを世界へと誘う
・
白鷺が舞い降りた途端
蝉が鳴き出した
・
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・ じゃり
・ じゃり
・ じゃり
・ じゃり
白白明けに
短く響く
ゆっくりと一歩ずつ
玉砂利を踏みしめているのだ
その音は静かに流れる
五十鈴川と重なって
わたしを世界へと誘う
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白鷺が舞い降りた途端
蝉が鳴き出した
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