© SATOKO NOGUCHI

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梅雨の晴れ間の
六月の満月

遠くもなく近くもない
どこからか

ねっとりとした
生ぬるい空気と

軽やかで涼やかな
風鈴の音が届いた

夏はすぐそばに

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© SATOKO NOGUCHI

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まどろみに

深々と浸ってゆく

虚ろな午後

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