©SATOKO NOGUCHI
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放置していた3日目のバゲットに
勢いよくナイフを入れていると
知らないうちにわたしの心は
どこかへ行ってしまっていたようだ
その刹那、鋭利な刃が皮膚を裂き
肉にすぅっと入っていくのがわかった
チャーミングな赤い液体は
小さな痛みと快感を伴って
今ここに私を戻らせた
さぁ
手放して次に進もう
門出を見送った日の朝
・
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放置していた3日目のバゲットに
勢いよくナイフを入れていると
知らないうちにわたしの心は
どこかへ行ってしまっていたようだ
その刹那、鋭利な刃が皮膚を裂き
肉にすぅっと入っていくのがわかった
チャーミングな赤い液体は
小さな痛みと快感を伴って
今ここに私を戻らせた
さぁ
手放して次に進もう
門出を見送った日の朝
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