©SATOKO NOGUCHI
ひとり夜の知らない土地で
雪になりそうな雨の中
お酒と夕食をとれるお店を探しに出た
沢山のネオンがビニール傘越しに
ぼんやりと重なって
歓楽街もこうやってみると美しいものだ
と思いながら歩いた
30分も経っただろうか
わたしはピンとくるお店と出会えずに
気づけば同じ道に戻ってきたことに気づく
見上げると
黒いレースがビルの壁を覆っている
わたしは何故かそれだけで
お腹が一杯になってしまい
缶ビールだけ買ってホテルに戻った
ひとり夜の知らない土地で
雪になりそうな雨の中
お酒と夕食をとれるお店を探しに出た
沢山のネオンがビニール傘越しに
ぼんやりと重なって
歓楽街もこうやってみると美しいものだ
と思いながら歩いた
30分も経っただろうか
わたしはピンとくるお店と出会えずに
気づけば同じ道に戻ってきたことに気づく
見上げると
黒いレースがビルの壁を覆っている
わたしは何故かそれだけで
お腹が一杯になってしまい
缶ビールだけ買ってホテルに戻った