©SATOKO NOGUCHI
目の前に広がる
松島の絶景を眺めながら
ため息と息継ぎ
ここにたどり着くまでに
正しいかどうかわからない坂道を
一時間近く歩かされる
だから
ため息は感嘆のため息で
息継ぎはただの息継ぎなのである
思い返せばこんなことばかり
簡単に手に入るより
それを手に入れるまでの
過程が濃い方が
実はとても記憶に残っている
だからこそ私は
望んでいない風で
こういう道を選んで
しまうのかもしれない
目の前に広がる
松島の絶景を眺めながら
ため息と息継ぎ
ここにたどり着くまでに
正しいかどうかわからない坂道を
一時間近く歩かされる
だから
ため息は感嘆のため息で
息継ぎはただの息継ぎなのである
思い返せばこんなことばかり
簡単に手に入るより
それを手に入れるまでの
過程が濃い方が
実はとても記憶に残っている
だからこそ私は
望んでいない風で
こういう道を選んで
しまうのかもしれない